フジアルテのスタッフを経て、現在はダイキン工業株式会社滋賀工場で正社員として活躍されている先輩にインタビューを行いました。
ぜひ、メーカーでの正社員を目指す皆さんには参考にしていただきたい、成功の秘訣をご紹介します。
◆お名前◆梅村 竜弘さん
◆年 齢◆31歳
◆所 属◆ダイキン工業株式会社 滋賀製作所 製造第二課
◆ダイキン工業入社年◆2009年
◆フジアルテ在籍期間◆2003年〜2009年
※年齢・所属は取材当時
フジアルテに入社したのは19歳のとき。
当時はフリーターで、好きな車関係の仕事に就きたかったのですが、収入面もよく違う分野もいいかなと思って応募しました。
葛藤もあったけど、スポーツカーつながりでフジアルテのサブリーダーと話すようになり、入社して3ヵ月たったら、会社へ行くのが楽しくなっていました。
同じことばかりでなく、いろいろなポジションや工程で日ごとに違う作業をさせてもらっていました。
新しいことをさせてもらうときも、堅苦しくなく、「どう?やってみない?」と軽い感じで言われたことで気負うことなく取り組めたと思っています。
ことができるようになって、職場の仲間にも助けられ、楽しかったし、
当時の仲間に感謝しています。
リーマンショックの起こった2009年でした。
フジアルテで他の職場への異動の話ももらっていました。
フジアルテで長年やってきた自信やプライドもありましたし、期限ぎりぎりまで悩みました。私は最終的にダイキンに残ることを決断しました。
『自分はここが好きなんだ』という気持ちが大きくて。
今から考えるとダイキンでも当時前例がなかったので、すごい判断でしたね。
他のスタッフが頑張ったからここにいることができているのに、自分だけ離れることはさみしかったし、
何よりも職場が好きだったという気持ちが大きかったです。
フジアルテ時代に、衛生管理者の資格を取得しました。
現在はその資格を活かして、ダイキンで衛生管理者部会に所属してます。
製造第二課でいうと100名くらい所属しているので、その代表としてですね。
衛生管理者は、当時「こんなのあるけどどう?」と勧められて独学で勉強しました。
詰所で勉強会を開いてくれてたときもありました。
キャリアアップのために資格取得を支援してもらっていましたね。
スタッフというところからではありましたが、資格を取らせてもらえて、いい武器を持ってキャリアアップに臨んでいます。
ダイキンで、小集団活動の取り組みで製造工程の工法を考案し、試行錯誤しながら改良することに成功しました。
自動化まで進め、現在3つのラインで稼働しています。
これが認められて小集団活動で最優秀賞とることもできました。
苦労した人の目線に立ってやったことが大きく評価されたと思います。
現在は大きなプロジェクトチームで製造代表として頑張っています。
作業者の目線に立って仕事ができるということは重要なことですね。
家庭を持ってわかったことですが、主婦層や定時や時短でも気兼ねなく帰れる職場づくりをしていかなければならないなと。
働き方を提案できる企業は魅力があるし、提案したい。
1つ提案できたらもっともっと提案できると思うんです。
これは、フジアルテ時代に学んだことが生きていると思うし、
教えてもらったことに感謝しています。
プロジェクトチームでも達成できるように今は全力で取り組んでいます。
今後もさらにキャリアアップをしていきたいし、上を目指していきたい。
正社員がいい、派遣がいいという価値観、働き方は人それぞれ。
ただ、自分はキャリアパスの見本という道筋を立ててあげたい。
多くの人が今を見ているが、この先もあるということが分かると目指せるし、可能性も見えてきます。
自分のようにキャリアパスを目指してほしいと思います。
自分自身もキャリアパスの例として、派遣スタッフの方のモチベーションアップにつながればうれしいです。
まずは、皆さんが目標や目的など自分が「そうしたい」と思って行動することが大切だと思います。